(レビュアー: H.B)
脈々とマイナーチェンジを続け2012年現在でもAF70-300mm F/4-5.6 Di LD MACRO(Model A17)が現役であるシリーズの始祖がこのレンズ(372D)。 Diを名乗る今も基本的な光学設計は何も変わっていない超ロングセラーである。 モデルA17に至るまでこの系列に共通しているのは軸上色収差が大きく、いまひとつシャープさに欠けること。 ただし中心部と周辺部の差は小さく、ライバルとなるシグマの同スペックレンズ(APOタイプ含む)より周辺画質は良い。 後のモデルにある最大倍率1:2のテレマクロ機能はこの時点ではまだ備わっていない。 切り替え式テレマクロ機能が備わるのはAF 70-300mm F/4-5.6 LD MACRO 1:2(モデル572D、772D)から。 472Dは1999年に発売された外観変更モデル。
専用フード 372D用 B4FH 472D用 1B4FH