(レビュアー: H.B)
AF 70-300mm F/4-5.6 LD (モデル372D~472D)にマクロ切り替え機能を追加したもの。
レンズの構成は変わっていない。
テレマクロ使用時以外の画質については前モデルのページを参照されたい。
772Dはシルバー(銀色)モデル。
テレマクロ機能は180~300mmの間で使用でき、ズームリングが180mmから300mmの間にあるときにスイッチを切り替えることで最短95cm・最大倍率1:2(0.5倍)までのマクロ撮影ができる。
簡易ズームマクロということになる。
スイッチがマクロモードになっている間は180mm以下にはズームできない。
また、スイッチを通常モードに戻すには、ピントリングを1.5m以上の位置にする必要がある。
このような煩雑な操作が必要な点が本格的なズームマクロ(マイクロ)レンズと異なる点だ。
このレンズの光学系や機構がほぼそのままAF 70-300mm F/4-5.6 Di LD MACRO 1:2 (Model A17,A17N)に受け継がれている。