(レビュアー: M.K)
今や17mmをカバーする広角ズームは珍しくなく、ズームレンズの進歩により画質面でも際立った利点があるわけではないが、超広角レンズとしては細身でコンパクトなのは利点と言える。
コマ収差の影響もあり周辺部の解像性能は特に高くはないが、コントラストが高く見栄えのする写真が撮れる。
固定式の花形フードを備えるが、通常の72mmフィルターの装着が可能。
ただしステップアップリングを用いて径の大きなフィルターを取り付けることはできないので注意が必要。
基本的な光学設計を保ったままAT-X 17mm F3.5 PRO (AT-X17PRO)にモデルチェンジした。
画質そのものはほとんど変わっていない。
こちらの旧タイプは固定式フードのため全長は長くなるが細身で、持ち運びにはやや有利なように思う。