(レビュアー: M.K)
最短撮影距離2.2mは400mm時の数値で、135mmでは2.0mとなる。
AF APO 170-500mmF5-6.3 ASPHERICAL RF、AF APO 170-500mmF5-6.3 DGの兄弟とも言えるレンズだが、どうせなら500mmの方が得と感じるせいか流通量はこの135-400mmより圧倒的に170-500mmの方が多い。
しかし画質に関しては135-400mmの方がいくらか安定しているように思う。
このレンズの最短撮影距離2.0m(ワイド端)~2.2m(テレ端)に対して170-500mmは3.0~3.2mというのも実用上の使い勝手の差は大きい。
最大撮影倍率もこちらの0.19倍に対して、同じような構造で焦点距離が長いにも関わらず170-500mmは0.15倍にとどまる。
テレ側の焦点距離が400mmで足りるのであればこちらの135-400mmを選んだ方が全ての面で有利ということだ。
2005年、シグマの既存レンズの一斉DG化の際にAPO 135-400mm F4.5-5.6 DGが発売された。
他の製品と同様、主にコーティングを改良したもの。