シグマ
APO TELE MACRO 300mm F4
APO TELE MACRO 300mm F4 HSM
(アポマクロ300mm F4)

カテゴリー: 望遠単焦点

このレンズの特徴

(レビュアー: T.S)

あまり種類の多くない300mm F4クラスの単焦点レンズ。
レンズメーカーの300mm F4単焦点としては他にはトキナーのAT-X AF 300mm F4(AT-X304)がある位だ。
後にシグマやトキナーの100-300mm F4ズームが登場したことにより短命だったのも、300mm F4単焦点レンズが少ない理由だろう。
しかしこのレンズには、ズームや他の同クラスの単焦点レンズでは真似の出来ない望遠マクロ撮影が出来るという大きな特長がある。

最短撮影距離は1.2mで、このときの撮影倍率は1:3(0.33倍)となり、かなり本格的なマクロ撮影ができる。
90mmや100mmの中望遠マクロ、180mm近辺の望遠マクロと比べても、300mmは背景の整理がとても容易だ。

画質については絞り開放からシャープでコントラストが高く、単焦点らしいキレの良い描写が楽しめる。
周辺光量や歪みも問題ない。
やはり古くても単焦点は単焦点だ。

姉弟レンズAPO TELE MACRO 400mm F5.6と同様、キヤノン用とシグマ用は1997年にフルタイムマニュアルフォーカスな超音波モーター搭載のHSMタイプにモデルチェンジした。
マニュアルフォーカスで撮影することも多い望遠レンズではフルタイムMFは有り難い。

対応マウント

キヤノンEFマウント  /  ニコンFマウント  /  ソニー・ミノルタαマウント  /  ペンタックスKマウント  /  シグマSAマウント

楽天市場での在庫検索結果

キヤノンEFマウント用


ニコンFマウント用


ソニー・ミノルタαマウント用


ペンタックスKマウント用

主なスペック

フィルター径 φ77mm
最短撮影距離 120cm
最大撮影倍率 0.33倍
質量 約1300g
寸法 全長195mm ×  直径φ90.5mm
絞り羽根枚数 9枚
フード 丸形 組み込み式
レンズ構成 7群 10枚
焦点距離 300mm
明るさ F4
発売年 1995年

備考

着脱式三脚座付属
APO TELE MACRO 300mm F4、APO TELE MACRO 300mm F4 HSMとも:
α-7対応注意、EOS3対応注意、EOS7対応注意 EOSデジタル対応注意

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(ゲストさん)  - 2017-01-06 14:25:45
評価
寒色系、逆光には弱く盛大にフレアがでるが、
安さ解像力コンパクトでお試しサンヨンとしては十二分。

目先の花や昆虫を捉えるだけで違った世界が簡単に堪能できるレンズ。
フォーカスリミット付き。
(ゲストさん)  - 2016-11-06 20:37:11
評価
今でも現役。ロム交換済み(絞りでエラーが出ない)。純正ヨンゴーロクに比べ、色がやや黄色いかな。
(ゲストさん)  - 2016-09-21 03:11:11
評価
(ゲストさん)  - 2016-08-18 18:00:26
評価
(ゲストさん)  - 2016-04-03 20:31:04
評価
(ゲストさん)  - 2015-05-09 00:34:12
評価
(ゲストさん)  - 2015-04-20 14:55:23
評価
フルサイズでも2000万画素クラスでは絞り解放だとほんの少し甘い。
順光なら特に文句はないが逆光ぎみになると途端にコントラストが下がる。
この点だけは今どきの高倍率ズームにも負けている。
望遠マクロは楽しいけど実はタムロンの28-300mmでも0.29倍の撮影は可能。
(ゲストさん)  - 2014-09-04 16:04:59
評価
安ければ2万くらいで手に入ることを考えるとかなりお買い得。
既に他の方が書いているがコーティングがいまいちなのか、シャドウの締りが悪い。
色がかなり寒色系なのもこの時代のシグマのコーティングの特性と思う。
(ゲストさん)  - 2014-08-05 10:54:08
評価
コーティングのせいか多少色が浅くなったり逆光気味だとコントラストが低くなったりすることがある。解像度は今でも全然問題ない。
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