(レビュアー: M.K)
今ではフォクトレンダー(Voigtländer)ブランドの主にマニュアルフォーカス交換レンズで有名なコシナだが、オートフォーカス用のレンズも自ら販売していた。
国内の有力メーカーから発売されているAFレンズにも製造元がコシナというものは結構ある。
この頃の広角ズームには本レンズのOEM品だと言われているものがいくつかある。
どの製品が該当するかは確証がないので何とも言えない。
ちなみに同時代の19-35mm F3.5-4.5というスペックを持つレンズにはトキナー AF 19-35mm F3.5-4.5 (AF193)やタムロン AF 19-35mm F/3.5-4.5 (モデルA10)がある。
どれもレンズ構成が似通っているが、トキナーもタムロンも本レンズと違ってレンズ前枠が回転しない構造で、花形フードが採用されている。
(このレンズではほとんど飾りのような浅い丸形のフードが付属。)
また、トキナーは最短撮影距離が10cm短い40cmとなっている。
画質も同じようなレベルにある。